2008年3月に仕事を辞めた後、実家に戻り一年かけて体調を整えながらいろいろやってました。
体重を減らし、喘息を治し、自転車に乗って十数年ぶり(!)に故郷の街を歩き周り、自分が今までやってきた業界から足を洗ったことを自分自身に納得させてました。
なぜか食品衛生責任者の講習受けて資格取ったりしましたけど、これは燻製作りの副産物なので割愛。
奇縁あって2009年3月より現在の仕事を始めておりますが、まったく新しい世界に飛び込んだ事もあり、一年たってもまだ生活が落ち着いてない有様です。というか、この不景気では仕事をクビになる可能性が高いし。
新作というほどではないですが、短編を投下する場所として利用できないかなということでTwitterにちょいと載せてます。短編に載せるためにフォローの類を一切消しておりますが。色んな人にごめんなさい。試しに一本載せています。
http://twitter.com/M_Hazama
ライトノベル、というか娯楽小説というものに対して。
いよいよ店頭に並ぶ作品のほぼ100%が分からない状態になりました。具体的にいえば、どの出版社がどのレーベルをどれだけ出しているかすら分からない有様です。
わはははは。血の涙が止まらない。スローライフは物流もスローなんですね。
それでも篠崎砂美さんの「お隣の魔法使い」の続きが出れば買うし、賀東昭二さんのフルメタが完結すれば途中で買いとめていたシリーズを揃え直す予定です。嗜好が変わったかという訳ではなく、以前の日記にも書いたけど流行についていく体力がなくなったんでしょうね。
最近読んだ本が椎名誠の「全日本食えば食える図鑑」で。
(変な話ですけど、一昔前のライトノベル読者にとっては最新のライトノベルを追いかけるよりも「やる夫シリーズ」の方が馴染めるのかも......と思うことがあります。ご存じのように登場人物の大体が二次創作の借りものですしAA主体の小説の体をとってないものですが、予想だにしない題材と書き手の絶妙なアレンジが炸裂した作品がたまに現れて、驚かされます)
新作の話はいくつかの短編をきちんと書きたいなあと思ってますが、仕事が落ち着くか失職するかを待たねばならない状況。基本的にオンラインでのみ公開(同人は過去の精神的なアレによりひどい不義理をした以上、同人誌という形での発表はないでしょう。いくら対人恐怖症気味の人間不信に陥っていたとはいえ、人として許されるふるまいではないので)。
少しずつ作品を発表できるようになりたいものです。自分の出せるタイミングで、自分が書きたい内容のものを。それって商業ではなかなか出来ない贅沢な事だと思います。売上が芳しくなくて連続もののはずなのに一巻で打ち切られた小説のなんと多いことか。
というわけで、この辺で。