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2010年4月アーカイブ

 二月ほど前、民主を熱烈に応援していた人が、この前遭ったら頭を抱えていた。
 子供手当の外国人支給に関して
「民主党も馬鹿じゃないんだから、そこは厳格にするに決まっている」
 と豪語していた人だったのだが、子供手当支給を前に
「民主がこんなに馬鹿だとは」
 と頭を抱えていた。

 正直なところ、こんなのは序の口なのだろう。

 3月30日にオタワで行われたG8の席で、出席した岡田外相に対して共同記者会見で質問した者が一人としていなかったという。
 聞いても意味がないと世界中の人間が理解しているのだろう。
 今やこの国の中枢が発する言葉は、総理大臣の口から出たものからして信用に値しない。いや、総理大臣だからこそ「日が変わる前に内容が変わる」のだという認識が定着している。国の最高権力者がそんな有様では、大臣がどのように発言しても意味がないと思われても仕方あるまい。

 国を支えてきた、本当の意味で公僕として国の行き先を守っていた役人や公務員は今どんな思いで日々を過ごしているのだろう。事業仕分けをはじめとする今の政府の人気取り政策は、とにかく自民党時代の否定と役人虐めに尽きる。バラマキ予算の確保が出来ないのも、政権公約を果たせないのも、すべて自民党と役人が悪いと。
 国が国としてやっていくための礎となるべき人々を、その上に立つ人間が悪しざまに罵って誰がついていくというのだ。公に奉仕する人間に高い倫理を求め規律正しくあってほしいと願うのは当然だが、まず否定ありきとは何だ。そんな風に扱われてなお良い仕事を成そうと思う人間が世の中にどれだけいるというのだ。

 ああ、情けない。
 自分の職が果たしていつまで残るかという切実な問題もあるが、このままでは国が滅ぶ。昨秋に危惧していた以上に深刻な事態が迫りつつあるように見える。大都市はいざ知らず、不況どころの騒ぎではない北海道はどうなってしまうのか。

 まあ正直どうでもいいのだが。

 北海道の民意とやらが今の総理大臣を生み、民主党に少なからずの勢力を与えてきたのだから。北教組の問題もある。諸共に滅ぶのならば、今の流れを止められなかった一市民として北海道と共に沈んでいくのもやむなしと思いつつある。
 
 

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