はざままさと: 2009年12月アーカイブ

コミックギアが11月11日発売の第二号を持って販売中止に至ったらしい。
実は12月8日には、漫画王1月発売リストからコミックギアの名前が消えていた事が報告されている。つまり描き手の意思はともかく出版社側としては12月第一週の時点でコミックギア廃刊を決定していた可能性が高い。
（ギアスレでは、この頃既に廃刊を確信していた書き込みが目立っている）

つまり遅くとも11月第三週～第四週の間には販売部数などの数値が出揃い、出版社側ではギアの進退について話し合いが行われていたのではないだろうか（おそらく廃刊前提で）。更に言えば第一号の時点である程度の道筋が整っており、第二号がラストチャンスだったとも考えられる。

漫画の内容そのものについては2号を購入していない自分に言及する事はできないが、廃刊が決まった連載作家たちのコメントを見るに到底穏やかではない心情が見え隠れしている。H-projectそのものも瓦解したかもしれない。
今後この連載作家や表に出なかったスタッフがどのように活躍していくのか注目していきたい。

この国に生きる者として、一応はあと数十年くらいは国民として頑張りたいなと考えている者として、この2ヶ月あまりの出来事は悪夢としか言いようがない。
今の政権が続けば、遠からずに国は滅びる。民も絶える道を辿るしかなくなる。国を売った輩は『騙された、俺たちは悪くない』と叫ぶかもしれないが、叫ぶ事ができるのは一足先に国から逃げ出した一握りの者だけだろうか。
こちらが考えるよりも更に酷い状況が続く。現実の前ではフィクションがどれほどの意味を持つのか、考えさせられる。

今の政権があと半年続くだけで、日本は十年二十年単位で回復不能なダメージを受けるでしょうね。
資源のない国が未来に生きるための投資を『無駄』の一言で削除して、やってる事が利権の再配分なんですから。しかも売国の。
技術の発展を潰し、外交に致命傷を与え、自主的な景気回復の芽を摘む。
TVくらいですか。民主政権を応援しているのは。