2009年9月アーカイブ
TVと新聞しか見ない人が「自民党にお灸をすえる」という目的で誕生した今度の内閣。
さて1993年の再現となるか。
郵政利権、閣僚構成を見るに、かの失われし10年すら生ぬるく見える惨劇が待ち構えているとしか思えない。これを悪夢といわずしてなんと呼ぶのか。
北海道の夏は、やはり短かった。
もうじき冬なので、古着を探してツイードのコートを手に入れた。
ハリスツイードという事になっているが、真贋はともかくとして淡いブラウンでヘリボーン柄のツイードのロングコートである。今の自分にはオーバーサイズだけど、中に重ね着することを考えればそれほど困らない。
古着探しは案外楽しい。
古着を探すという時点で流行りモノを追いかける意欲が消滅する。裏地を見て縫製のいい加減さに苦笑する事もある。前の持ち主が行ったであろう、下手糞なボタン付けの跡とかとても楽しい。自分がどういう立場にあるのか再確認できる意味でも古着を探すのは楽しい。
ものすごい今更だけど、今更のようにハイウェルさんの日記を見つけて、自分がもうどうしようもないくらいに人間不信に陥って同人活動とかみんな放り投げて方々に迷惑かけまくった頃の日記とか見て、改めて自分がすくいようのない馬鹿だと理解する。
もとより救われるつもりなど微塵もない。
愚かさが罪であるならば自分は何度死刑になっているか分からぬほどの大罪人である。同人活動でも、実生活でも。
実生活においても自分の人間不信、というか人に対する忌避感(恐怖症?)は今も消えない。仕事というフィルターで割り切ることは出来ても、仕事を終えた後の私生活において独りである事をひたすらに選び望む自分は、人間として大切なものが欠落したままなのだと改めて痛感する。
閑話休題
民主が勝った。
どうしようもない時代が始まるだろう。
それが国民の選択といえば仕方ないが、取捨選択すべき情報をそもそも偏った状態でしか提供しようとしない現在の日本の体制ではもやはまともな状況など望めないのだろう。新世代のテロリストが誕生するとすれば、今後10年間がカギだろうか?